bebeです。
このbebeというニックネームは「べぇべ」と読みます。
何故この名前にしたのかというと、次女リンリンの小さい頃の不思議なエピソードが関係しています。
リンリンが言葉を発するようになったのは2歳ぐらいの頃でした。小さい子が初めて覚える言葉である「ママ」や「パパ」、「まんま」という言葉よりも、「テリー」という言葉をよく言っていました。家族全員「テリーって何?」としばらくの間、話していましたが心当たりがなく…。テレビやスマホもあまり見せていない時期でした。
でもリンリンの言動を注意深く見ていると分かったんです。
「テリー」というのは自分の事を指していたんです。自分の名前は「テリー」だと思っていたんです。家族の誰もリンリンの事を「テリー」と呼んだことはないのに、自然と自分のことを「テリー」と言うようになりました。
そのうち、リンリンの愛称は「テリー」となり、家族や私の友達にもそう呼ばれるようになりました。
と同時に、お父さん=トト、長女キキ=ねぇね、おじいちゃん=じぃじ、おばぁちゃん=ばぁば、naon=naoちゃんという感じで人の名前も覚え始めたのですが、何故か母である私のことだけ「べぇべ」だったんです。謎。
長女は私の事を「お母さん」と呼んでいたし、何故「べぇべ」だったのか全く分かりません。
それ以降、家族も私の事を「べぇべ」と呼ぶようになって今に至ります。さすがに最近では学校や人前では「お母さん」と呼ぶようになりましたが、それでも仲の良い友達の前では「べぇべ」と呼んでしまってます。もうそれがスタンダード。
そして、リンリンが「テリー」を卒業したのは4歳頃。自然と卒業しました。
有難い事に、卒業するまでリンリンが「テリー」と自分を呼ぶことを誰も否定しないでいてくれました。「テリー」である自分を存分に楽しんで、本当の自分の名前を受け入れた感じでした。
ただ未だに私はお母さんとは呼ばれず「べぇべ」です。
でも意外と気に入ってます。
そして、リンリンが5歳の時に、雄のボーダーコリーを飼い始めました。その子に「テリー」という名を継いでもらいました。
私達家族はリンリンが「テリー」と言わなくなったのを寂しく思っていたので、ワンコを飼ったら名前は「テリー」と決めていたんです。今ではやんちゃで手のかかる「テリーくん」と楽しく暮らしてます。
もしかして、リンリンの前世は「テリー」という名前で、私と何かしらの関係があって、私はリンリンから「べぇべ」と呼ばれていたのかもしれません。
naonの先生は「宇宙の星の名前かもしれないよ」と。夢が広がります。
どうして「テリー」と「べぇべ」だったのか分かりませんが、リンリンは小さい頃からちょっと不思議なエピソードが多い子です。