naonです。
以前、実家の2階に、5歳くらいの女の子の霊がいました。
当時、私は実家に帰ると2階にある自分の部屋で寝ていたのですが、
気配は感じていたものの、それほど気にはしていませんでした。
ですがある夜、
私が寝ていたら、ドアがすっと開いて、彼女が入ってきました。
その瞬間、私は金縛りに。
（霊が近づいてくると金縛りになります）
彼女は、私の上に乗ると、首を絞め始めました。
私は、必死になって金縛りを振りほどき、
彼女を振り払いました。
そんな小さな女の子が、
いったいどういった思いで首を絞めたんだろう・・・
そう考えると胸が締め付けられました。
それ以降、私は、1階のリビングのソファーで寝るようになりました。
（彼女はなぜか1階に下りてくることはなかったので）
1階で寝ていると、夜中に女の子が2階をパタパタ走り回っている音がして、
よく目が覚めました。
bebeも、
「1階で寝ると足音がうるさくて目が覚める」
とよく言っていました。
帰省しても2階で寝なくなった私を見て、父が、
「なぜ2階の自分の部屋で寝ないんだ？」
「自分の部屋で寝ろ」
と言い始め、
私が思い切って、
「だって2階に女の子の霊がいるから」
と言うと、
「そんなことあるわけないだろ！！！」
と言い出し、私もつい、
「小さな子に首絞められたことないでしょ？！とても悲しいんだから」
と言ってしまいました。
父は納得せず、かなり不満な様子でした。
けど・・・
bebeから後から聞いた話ですが、
父は、実は私が言ったことを気にしてくれたそうで、
お坊さんに来てもらって、2階をお祓いしてもらったそうです。
そのお坊さんは、お盆の時期、仏壇にお経を唱えてくださる方なのですが、
bebe曰く、
「あんなに一生懸命お経を唱えているの、初めて見た」
そうで。
たしかにお盆の時は、フツーに、淡々と唱えてくださっていますが、
今回のようなケースは、女の子がちゃんと成仏したかどうか、
bebeや私が確認できてしまうので、メンツにかけて一生懸命になってくれたようで（汗）
ですが、残念ながら、女の子は成仏することなく2階に居たままでした。
（お坊さんのご尽力には心から感謝しております）
その数か月後に帰省した際、
キキやリンリンと1階でおままごとをしていると、
突然キキが、
「なぁnaonちゃん、今、『一緒に遊ぼ』って声が聞こえた」
と言い始め、
あたりに意識を向けると、女の子の霊がそこに居ました。
1階には降りてこなかった彼女でしたが、
私たちが楽しそうに遊んでいるのを見て、
うらやましくなって降りてきてしまったのでしょう。
キキやリンリンに接触されたとなると、今後のことも心配になり、
私は見逃すことはできず、先生に相談しました。
（先生とは、私を宇宙エネルギーにつないでくださった方）
先生は、横浜から私の実家を霊視し、
「あら、本当。座敷童ちゃんみたいな女の子がいるわね」
と言って、遠隔で成仏させてくれました。
先生曰く、
「この子は母親から1階に降りちゃダメって生前言われてたのね」
だそう。
それ以来、女の子は実家からいなくなりました。
成仏して、今は寂しい思いをしていないことを願います。
実家が建つ土地には、
今回ご紹介した女の子の霊がいたり、
前にご紹介した霊道があったりと、
きっと長い長い歴史の中で、
孤独な思いや怒り、無念さなどが染みついていたのだと思います。
今は実家の土地はきれいに浄化してもらったので問題ありません。
そういえば、その浄化の際にもとても不思議な現象を体験しました。
また近々ご紹介します。