49日目に会いに来てくれた

naonです。

実家で飼っていたみんみん。
甘えん坊な男の子で、いつも誰かに引っ付いていて、
私たち家族にとって、大切な大切な存在でした。

そんなみんみんは、2019年の冬に、
永遠の眠りにつきました。

その訃報を東京で聞いて。
でも、二度と目覚めないみんみんに会うことが、どうしてもできなくて、
実家に帰れませんでした。

その悲しみを、ほんの少しだけ、受け入れられそうになった頃でした。
夜中、寝ていると、胸の上をトコトコと四つ足が歩くのを感じて。

あれ・・・、みんみん?
私、今、実家に帰ってきているんだけ・・・?
いやいや違う。
私は東京にいるし、
みんみんは亡くなった。

そう思って、目を開けると、
そのトコトコは、ぱっと消えました。

その日は、49日にあたる日の明け方でした。
亡くなってから49日後に、仏様のところへ向かうと言われています。
みんみんは、その前に私に会いに来てくれたんです。

みんみんの重み、温かさ、柔らかさを思い出して、
涙が止まりませんでした。

あのときの“トコトコ”の感じ、
今でもはっきり覚えています。

魂や生まれ変わりなど、
目に見えないものを信じない人は多いです。
でも、「49日」という概念は、深く根付いています。

なぜ49日間なんだろう・・・
昔の人はどうやって49日という期間を感じ取ったのだろう・・・

私には分からないけど、
みんみんの魂が、今世から本当に旅立ってしまう前に、
私に会いに来てくれたこと、そして、
みんみんの魂とやさしさを体感したことは、
まぎれもない事実です。

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